淡路島産新玉ねぎ解禁（2024年度）

玉ねぎで有名な兵庫県淡路島では、主に秋から冬にかけて玉ねぎの種をまき始め、春から初夏にかけて収穫します。普通の玉ねぎは常備野菜として人気がありますが、実は普通の玉ねぎは日持ちを良くするために乾燥させてから出荷する特徴があります。

普通の玉ねぎよりも早く収穫される新玉ねぎは乾燥させずに出荷されるためあまり日持ちせず、その分水分量が多くみずみずしく、柔らかい特徴があり、辛味が少ないためお子様でも食べやすい野菜です。※普通の玉ねぎと新玉ねぎでは栄養素に大きな違いはありません

淡路島では主に極早生（ごくわせ）や早生（わせ）と呼ばれる品種の新玉ねぎが春が近づくにつれ収穫されますが、新玉ねぎは日持ちしないためあまり多くの農家は作っていません。そのため収穫量に限界があり、日本全国のスーパー等ではあまり見かけない野菜になります。

よく玉ねぎの効能で耳にするのが血液サラサラ効果ですが、これは硫化アリルという成分が新陳代謝を盛んにしてくれるため血液がサラサラになる効果が期待出来ます。しかし硫化アリルは熱に弱いため新玉ねぎを生で食べる事でより効果が期待できる効能です。