なりあい農園（兵庫県南あわじ市）

出口 敦司さん

なりあい農園さんのキャベツの収穫風景
規格外野菜販売サイトseaside grocery（シーサイドグロサリー）は、淡路島の農家の方達から直接規格外野菜だけを仕入れて日本全国へ販売しています。そんなseaside grocery（シーサイドグロサリー）の仕入れ先農家の方々を紹介する【AWAJI farmer's STORY】。

ご紹介する淡路島の農家さん第一号はなりあい農園さん。seaside grocery（シーサイドグロサリー）のオープン時からお世話になっている農家さん。淡路島南端に位置する淡路島の中で最も農業が盛んな町、南あわじ市の山に囲まれ、田んぼが広がる場所で色々なお野菜を作られています。

seaside grocery（シーサイドグロサリー）でも大好評だったピーマンやカブ、キャベツ等はなりあい農園さんのお野菜で、今回はそんな【なりあい農園】さんへ農家になったきっかけ、規格外野菜に対するお考え等をお伺いしました。

 

・農家になったきっかけは？

なりあい農園さんのお野菜達

3年前までは会社員として働いていて、農業はお手伝い程度でしか経験はなかったのですが、田んぼに囲まれた場所に住んでおり、周辺の農家さん達も高齢化のため空いた田んぼが増えてきた事等もあり、思い切って農業に挑戦してみました。両親が兼業農家をしていたが、私自身は農業の経験もほとんどない中、両親や近所の農家の方から教えてもらったり、後は自分で調べて勉強しながら農業を始めました。

最初は野菜に虫食いが多くて売り物にならない野菜があったりと、なかなか上手くいかない事もありましたが、3年目となった今も日々勉強しながらではあるが徐々に軌道に乗り、スーパーや産直市場等販売先も増えてきました。新たに田畑も増やしつつ、今後はさらに色んな野菜にも挑戦していきたいと考えています。

・お野菜を作る上で大切にしている事

なりあい農園さんの畑で育ったキャベツ
農家としては美味しくて安全な野菜を食べて欲しいという想いで、可能な限り減農薬、減化学肥料を心がけて野菜を育てています。なりあい農園で作っている玉ねぎとキャベツの一部品種はひょうご推奨ブランドに認証されており、環境に配慮した生産方法で安心・安全な野菜と認められています。

＞＞ ひょうご推奨ブランドとは？
環境に配慮した生産方法・品質等の個性や特長があること、安全性の確保、安心感の醸成、全ての基準を満たした農林水産物等を認証する制度

 

・規格外野菜への想い

なりあい農園さんで収穫された割れてしまった規格外野菜となったカブ
過去にも天候の影響で大きすぎる野菜や割れてしまった野菜等が発生する事はあったが、基本的には規格外野菜は廃棄していた。最初の頃は植えた野菜の半分が規格外野菜になった苦い経験もしたが、今は規格外野菜の量も減ってはきたが暖冬の影響もあり一定数は発生してしまいます。

今収穫しているキャベツを例にとると、収穫してみたら実は小さ過ぎたり、中身が詰まっていなかったり、形が悪い場合規格外野菜（二等品）となってしまいます。今年は暖冬の影響や雨の日が少ない等、収穫時期が前倒しになる等気温の影響も非常に大きい。雨は少なくても降りすぎても野菜の成長には良くない。そんな規格外野菜はseaside grocery（シーサイドグロサリー）さんが買い取りに来てくれているため助かっています。

 

・消費者へのメッセージ

 

・なりあい農園（兵庫県南あわじ市）さんについて

インスタグラム
：@awaji.nariainouen
生産しているお野菜例
：玉ねぎ、お米、キャベツ、ピーマン、とうもろこし、カブ、大根等
なりあい農園さんのお野菜が購入出来る場所
：ヤマダストアー（スーパー）美菜恋来屋 - みなこいこいや（産直市場）、ライフ（スーパー）等

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